ティグアン／何もなっかたかのように直す傷修理技術を紹介！

今回修理をさせていただくティグアンの損傷状態となります。

画像をご覧いただくとアーチラインをまたぎ、キズがあることがご確認いただけるかと思います。
ぶつかった衝撃で少し歪みもありましたのでバンパーを外し、しっかり直していきます。

それでは修理工程をご覧ください。

フロントバンパーをボディーから外し左上部キズの部分を削ります。

下地が出るまで削り落としたあとにパテを薄くつけ、凹み部分を正常な形に戻していきます。
アーチラインは車種によって様々なデザインとなっておりますが、ティグアンのフロントバンパーラインは鋭角にできていて、少しでも丸くなったり鋭くなってしまうと歪んで見えてしまいます。
正常な箇所から合わせていき、最終確認ではバンパーを車体に戻しフロントフェンダーとの隙間やラインなどしっかり合わせ終わりましたらサフェーサーの工程に入ります。

こちらの画像は下地処理剤サフェーサーを塗布したところとなります。

まず、塗装しない部分にサフェーサーが飛ばないよう茶色いペーパーやマスキングテープを使い養生いたします。
サフェーサーを吹き終えたらUV硬化用照射器使いサフェーサーを乾燥させます。終わりましたら研磨をして表面をなだらかに仕上げます。

こちらは塗装が終わった画像となります。

佐藤自動車では、外車メーカー認定塗料である「スタンドックス塗料」を使用しています。
また塵やホコリをシャットアウトした最高級塗装ブースを完備しており、塗装ウエア着用し最高級な仕上がりを追求しております。

塗装が終わりましたら磨き作業に入ります。

新車の輝きに近づけるために、時間をかけて磨きという作業を施します。
終わりましたら、外した部品などを取りつけて完成となります。

納車の際、仕上がりにも満足いただきましたが、スタッフみんなの対応が暖かく「凹んでいた気持ちまで晴れました」と笑顔でお帰りになられました。
このようなお言葉を頂き大変うれしく思います。

佐藤自動車では、お客様に寄り添うことを第一に考え、自分がお客様の立場だったらどういう気持ちなのか？どのような対応だと安心できるか？日々模索しながらお客様を笑顔にする会社を目指しています。

ご用命誠にありがとうございました。