BMW３シリーズ／仕上がりの差が分かりやすい濃色車の板金塗装

今回修理をいたしますBMW3シリーズ左リアドア、クォーターの損傷状態となります。

左折の際、ガードレールを巻き込んでしまい左リアドア、クォーターをぶつけてしまったとの事です。
広い面積のキズ凹みですがしっかり価値の下がらない板金修理で作業していきます。

それでは修理工程をご覧ください。

こちらは板金が終わった画像となります。

塗料を削り、鉄板がむき出しになった状態です。
このようにする理由は、溶接をするときに塗膜があると溶接ができないため削り落とし、鉄板を引き出していきます。

板金作業でほとんど形ができましたら、微調整をする為板金箇所にパテをつけます。

パテが乾燥しましたら研ぎつけ平らにして形を修復していきます。

また佐藤自動車ではUV(紫外線)硬化型パテを使用しております。
このパテの特徴は完全硬化をいたしますので後から不具合が出ることがございません。

サフェーサーは充分に乾燥させてから、平滑に研いで仕上げます。

サフェーサーを吹く理由は、下地処理(パテ)や塗料の段差を直接上塗り塗装してしまうとパテや塗料の段差が塗装を吸い込んでしまい後に修理した箇所だけが色あせを起こしてしまう原因となってしまいます。

それを防ぐために間にサフェーサーを入れ保護されますので大切な工程となります。

こちらは塗装が終わった画像となります。

濃色車は特に塗り肌が目立つ為、塗装肌が均一に綺麗に揃うよう高度な技術が要求されます。
熟練した職人が外車認定塗料「スタンドックス」を使用し丁寧に吹き付けますのでまるで新車のような質感が再現できます。

塗装が終わりましたら、磨き作業を行います。

磨きは専用工具（ポリッシャー）をつかいバフ（スポンジ）をつけ作業していきます。
工程はおもに3工程
・粗いコンパウンドを使用し塗装肌を削り整える
・粗いバフ目を細かくならす
・ツヤだし
黒色系は磨きの仕上がりが、非常に際立つので時間をかけ丁寧に仕上げます。
出来上がりましたら洗車を行い修理完成となります。

黒色はまわりの景色が鏡のように映るため、修理をしてちょっとでも歪んでいると、景色が歪んで映ってしまうため目立ってしまいます。

しかし、完成写真を見てください！

佐藤自動車なら、歪みもなくキレイに景色が映り込んでいますね。

お客様にも大変喜んで頂きました。

佐藤自動車ではお客様のご予算、ご要望に応じて、板金塗装いたします。

熟練した職人が丁寧に仕上げますので、
ワンランク上の仕上がりを体感いただけます。

ご用命誠にありがとうございました。