今回の修理事例は、BMW1シリーズバンパー切れ修理となります。
バンパー 修理させていただくBMW1の損傷状態となります。 右側にぶつかった衝撃で深いキズや穴が開き、切れてしまっているのが確認できます。大体の修理工場ですと交換と言われる損傷ですが、お客様のご要望や予算などを相談し、バンパーを交換するのではなく修理で直していきます。交換費用の半額以下で直せるケースや修理箇所に保証をお付けてしておりますので直せる場合はオススメとなります。 それでは、修理工程をご覧いただければと思います。
まずはボディーからバンパーを外し、修理専用工具ダブルアクションサンダーで損傷している塗料を削っていきます。 粗い番手の研ぎペーパーしっかり削り落とし、細かい番手のペーパーで研ぎキズを細かくしていきます。深いキズや凹み部分にはパテをつけ形を整えます。
穴が空いている箇所には表からはもちろん、裏からも補強をいたします。 そうすることで衝撃が加わったとしても簡単に切れることはございません。見た目だけ直すことは簡単ですが、綺麗な仕上がりや今後の耐久面なども踏まえて修理いたします。
形が出来上がりましたらサフェーサーと言われる下地処理剤を塗布いたします。 サフェーサーは、仕上がりを良くするのに欠かせない工程で吹かないで上塗り塗装してしまうとパテや削った鉄板の跡などが塗料を吸い込んでしまい浮き出てしまいます。それを防ぐ為の保護剤となります。サフェーサーを、吹き終え乾燥したら形の最終調整の研ぎ付けをし塗装工程に入ります
こちらは塗装が終わったところになります。 佐藤自動車で使用している塗料はスタンドックス社のスタンドブルー水性塗料となります。水性塗料は有機溶剤（シンナー）が使用されていない主成分が水の塗料です。環境や健康など水性塗料で補修することによる仕上がりの出来など、メリットが多くございます。
塗装が終わりましたらバンパーをボディに組付け磨き作業をいたします。 バンパーはヘッドライトやフォグランプ付近の細部もしっかり磨き、新車同様にいたします。 細部がしっかりできないとプロとは呼べない！よく新人の頃言われたものです。 仕上げがいかに大切か、プロから見ても修理したことが分からないようにする事を心掛けています。
BMWバンパー切れ修理をお伝えいたしました。 大切な愛車の傷を、修復し楽しくドライブができるように誠心誠意サポートいたします。板金塗装やコーティングその他のご相談等もお気軽にお問い合わせください。 ご用命誠にありがとうございました。
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