BMW3シリーズ／輸入車には輸入塗料を使用いたします

修理させていただくBMW３シリーズの損傷状態となります。 赤く丸を印した範囲にキズ凹みの損傷が確認できます。 今回はバンパーを外して直す脱着修理という方法で作業していきます。 お車をぶつけてしまったがどうしたら良いのか、分からない方も多くいるかと思います。適切な処置をして快適なカ－ライフをお過ごし頂けるようブログを通じて情報発信をしお力になれると幸いです。 それでは修理事例をご覧ください。

車体からバンパーを外してキズヘコミを直していきます。 損傷した箇所を、専用工具のダブルアクションサンダーを使いキズを均します。この工具は分散して力が加わるので滑らかな下地を作ることが出来ます。 そして専用の研磨紙をつけ、粗い～細かい番手を順番に使い研ぎキズを消しながら均していきます。 下地処理が終わったらパテを付けます。他のパネルと違い、ほとんどが丸い形状となっております。丸い形状を平らにしてしまうと歪に見えてしまうので、正常な箇所を何度も手で触りその丸さを意識しながら丁寧に研ぎつけていきます。

こちらの画像は、バンパーの裏側にパテをつけ補強しているところになります。 この裏にパテをつける事がとても重要ポイントになり、強度が全く違います。 裏側は修理が終えると見えない部分になるのでいくらでも手を抜けますが、手を抜いた分、後から不具合が生じます。 佐藤自動車では修理した箇所に永久保証をお付けしておりますので安心してお任せいただければと思います。

こちらはサフェーサーを塗布した画像になります。 弊社では紫外線硬化をいたしますサフェーサーを使用しております。専用の紫外線照射器を塗装した部分に照射し硬化させるのですが、とても強い光線となりますので保護シールドをまとい万全の対策で作業いたします。

車の色味は、1台1台また部分でもすべて異なります。 そのパネルにあわせた塗料を調合する作業を調色と言います。 この調色の技術は経験によって仕上がりが変わってきますが、当社は30年の職人技術と最先端のコンピューター双方を駆使し、お車の色をしっかり調色いたします。 調色が終わりましたら塗装に入ります。 佐藤自動車ではメーカー推奨塗料になっている「スタンドックス」という水性塗料を使い、完全密閉型の塗装ブースで塗装をおこないます。 輸入車には輸入塗料を使用する事により本来の色味や質感を再現できるのです。

塗装が終わり、外した部品をもとに戻し研磨をしていきます。 美観の回復を大きく左右する磨き作業。補修塗装作業の最後の工程に磨き作業があります。磨き作業では塗装の仕上がりの良さを左右する「光沢」を出し、美観を回復させることが一番の目的です。 終わりましたら小部品などを組付けセンサー等動作チェックが問題無ければ修理完成となります。

今回はBMW３シリーズの修理事例をお伝えいたしました。 修理されたお客様一人一人に満足していただけるよう、日々努力を重ねております。 また、車に関するご相談など何かございましたらお気軽にお問合せください。 社員一同心よりお待ちしております。 ご用命誠にありがとうございました。

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