アウディS３／板金塗装

今回の修理は広範囲な修理です。
初めてお客様が見積りにいらっしゃった時に、運転席のドアが、ぶつかって凹んでいるフロントフェンダーに干渉して開かず、心配そうに助手席から降車されていたのを思い出します。

フロントバンパーからリヤバンパーにかけて、右側の側面全体に大きくダメージがあり、特にリヤドアは鉄板が破けて穴があいていました。。。
恐らく、ある程度のスピードが出ているときのアクシデントだったんじゃないかなと思われます。
お客様の期待以上の期待に応えるため、今回もスタッフ全員の総力をあげてバッチリ直していきましょう!

まず、フロントフェンダーは新品に交換します。
これは、修理するより交換しちゃった方が安くて綺麗に直っちゃいますね。
フロントフェンダーを新品にすることによって、ある程度の基準が出来上がります。
ダメージがない部品を使うことによって各部とのチリ(すき間、段差)を合わせていけるんです。
この基準となる部品があるかないかで、修理の作業時間は大きく変化します。
フロントフェンダーと合わさる場所は、フロントバンパー、ボンネット、フロントドア(運転席)になります。
フロントドアを板金し、上記の各部を調整してチリを合わせていきます。
続いてリヤドア、クォーターパネルも板金修理していきます。

板金修理が終わり、パテをつけて削って整形していきます。
また既に脱着してある前後バンパーも同時進行で修理していきます。

広範囲の修理ですが、各部がどんどん直っていく工程を見ていると、仕上がったときはきっとお客様も喜んでくれるだろうなと想像するとワクワクしてきますね。

塗装前の下地処理もしっかりして、ペイントをしていきます。

綺麗にペイントが終わり、脱着した部品も慎重に組み上げていきます。
最後に磨きの工程をして完成です。
今回も素晴らしくいい仕上がりです!
自分の愛車をキズつけてどこに修理に出せばいいのかと悩んでいる方、きっと多いと思います。
ぶつけた(ぶつけられた)ショック、修理をするお店を探すストレス。。
出来ることなら避けたい事ですよね。
よく一期一会という言葉を耳にするかと思いますが、お客様が佐藤自動車に出会って本当によかったと思ってもらえるよう、私共は常に思い、行動しています。
何か、力になれることがあればいいなって思ってます。

今回のブログは板金担当の私、『伊藤』が担当させていただきました。