Volkswagen フォルクスワーゲン
輸入車の側面事故修理|VWシャランを価値を下げない保険修理で美しく復元
リアフェンダー板金とスライドドア交換を使い分け、事故車にしない修理方法とは
リアフェンダー板金とスライドドア交換を使い分け、事故車にしない修理方法とは



今回のお車は、側面にかけて広範囲に擦り傷・凹みが確認できる状態でした。
フロントドアからリアドア、リアフェンダーにかけて一直線にダメージが入っており、ドア下部のプレスライン付近にも深い傷が見受けられます。
本修理は車両保険を使用した保険修理となりますが、車両保険には
「支払上限金額」が設定されているため、無制限に修理ができるわけではありません。
そのため、
どのパネルを交換するのか
どこを板金修理で対応するのか
修理後に車の価値が下がらないか
これらを総合的に判断し、保険金額の範囲内で、最も車の価値を守れる修理方法を検討していきます。
単純に「交換すればきれいになる」ではなく、
事故車扱いにならないこと・将来的な査定や乗り換え時に不利にならないことを重視し、
保険会社とも内容をすり合わせながら修理方針を決定していきます。
まずはこのように、修理前の段階で損傷の範囲と程度を正確に把握することが、
価値を下げない修理への第一歩となります。

リアフェンダー部分は、損傷はあるものの鉄板自体の伸びや致命的な歪みがなかったため、板金修理で対応しております。
リアフェンダーは車体と一体構造となっているパネルのため、交換修理を行うと修理費用が大きくなりやすく、また修理履歴としても不利になりがちです。
そのため弊社では、
車両保険の上限金額内で、かつ車の価値を下げない方法として、
熟練の板金技術による修正を選択しております。
アーチ部分のラインやプレス形状は特に仕上がりに差が出やすい箇所のため、
鉄板を引き出しながら、必要最小限のパテで正確に成形し、
元のボディラインを忠実に再現していきます。
一方、スライドドアに関してはボルトオンパネルとなるため、
交換修理を行っても事故車扱いになることはありません。
そのため、こちらは無理に板金で直すのではなく、
品質と仕上がりを優先し、交換修理を選択しております。
このように、
板金で直すべき箇所
交換した方が良い箇所
を正確に見極め、パネルごとに最適な修理方法を選択することが、
結果的に「事故車にしない」「価値を下げない修理」につながります。

今回、損傷のあったスライドドアは交換修理となりました。
スライドドアはメーカーから塗装済みではなく、未塗装(下地状態)で供給されるため、
車両に取り付ける前に必ず塗装作業が必要となります。
「ドア交換=取り付けるだけ」と思われがちですが、
実際の修理ではそう簡単な作業ではありません。
まず、
既存のボディ色と完全に一致させるための調色
隣接パネルとの色味・艶感のバランス調整
塗装後の歪みやズレが出ない下地処理
など、塗装前の工程が仕上がりを大きく左右します。
またスライドドアは、
開閉時のチリ(隙間)
レール位置の調整
ドアハンドル・ガラス・内装部品の組み付け精度
といった高い取り付け精度が求められるパネルでもあります。
わずかなズレでも、走行時の異音や開閉不良につながるため、
慎重な調整作業が不可欠です。
このように、
「交換するだけならどこでも同じ」ではなく、
塗装技術と組み付け技術の両方があってこそ、元通り以上の仕上がりになります。
弊社では、交換パネルであっても一切妥協せず、
修理前と変わらない品質・操作性を確保することを重視して作業を行っております。

リアフェンダーパネルの板金修理が完了した後は、
表面の形状を正確に整えるためのパテ成形作業に入ります。
弊社で使用しているパテは、紫外線硬化型(UV硬化型)パテです。
このパテはUVライトを照射することで短時間で完全硬化させることができ、
従来の熱を加えて硬化させるパテとは大きく特性が異なります。
一般的に多くの工場で使用されているのは、
赤外線ヒーターによる熱硬化型パテですが、
この方法では内部まで完全に硬化するまでに時間がかかり、
場合によっては後から
痩せ
うねり
塗装後の違和感
といった不具合が出るケースもあります。
その点、UV硬化型パテは
短時間で完全硬化が可能なため、
硬化不良によるトラブルを防ぎやすく、
長期的に見ても安定した仕上がりが期待できます。
また、完全に硬化した状態で次の工程へ進めるため、
研磨・下地処理の精度も高く保つことができます。
このように見えない工程こそが、
数年後も違和感のない修理品質につながります。
弊社では、仕上がりだけでなく、その後の安心まで考えた修理方法を採用しております。

リアフェンダーの板金・パテ成形が完了した後は、
サーフェイサー処理を行います。
サーフェイサーは、
パテと塗装面の段差をなじませる
微細な巣穴や研磨跡を埋める
上塗り塗装の密着性を高める
といった役割を持つ、非常に重要な下地工程です。
この工程を丁寧に行うことで、
最終的な塗装の仕上がりや耐久性が大きく左右されます。
今回も、サーフェイサー塗装後はしっかりと完全硬化させております。
硬化が不十分な状態で次の工程へ進んでしまうと、
こちらの工程では、UV紫外線硬化型のサーフェイサーを使用しております。
UVライトを照射することで短時間で完全硬化させることができるため、
従来の熱硬化型サーフェイサーと比べ、硬化ムラや硬化不足が起こりにくいのが特徴です。
一般的な熱硬化型の場合、内部まで完全に硬化するまでに時間がかかり、
後から塗装面の痩せや違和感が出てしまうケースも少なくありません。
その点、UV紫外線硬化型サーフェイサーは
確実に完全硬化させた状態で次の工程へ進めるため、
下地の安定性が高く、長期間にわたって美しい塗装状態を維持することができます。
弊社では、このように
見えない下地工程にも妥協せず、将来的な品質まで考えた修理を行っております。

下地処理がすべて完了した後、本塗装工程へと進みます。
当社では、外気やホコリの影響を受けない完全密閉型の塗装ブース内で塗装を行っております。
この環境で塗装を行うことで、ゴミ噛みを防ぎ、塗装肌を均一に仕上げることができ、
安定した高品質な塗装が可能となります。
使用している塗料は、メーカー認証塗料であるスタンドックス(Standox)塗料です。
発色・艶・耐久性に優れており、修理後も周囲のパネルと違和感のない自然な仕上がりを実現します。
調色の段階では、車両全体の色味や経年変化も考慮し、
修理箇所が分からなくなるよう細かく調整を行っております。

塗装工程がすべて完了した後は、組み付け作業に入ります。
取り外していたスライドドアまわりの部品やモール類、内装部品などを、一点ずつ丁寧に組み付けていきます。
スライドドア周辺は特に部品点数が多く、
レール関係の部品
モール・ウェザーストリップ
内張りやカバー類
取り付けブラケット類
など、交換しなければならない細かな部品が多数あります。
これらの部品は、見た目だけでなく
スライドドアの開閉動作や異音防止に直結する重要なパーツとなるため、
状態を確認しながら必要に応じて新品部品へ交換しています。
組み付け後は、
スライドドアの開閉動作
チリ(隙間)の均一性
異音の有無
内装部品の取り付け状態
といった最終動作チェックを行い、問題がないことを確認します。
この組み付けと調整作業を丁寧に行うことで、
修理後も違和感のない操作性と、安心して乗り続けられる状態に仕上がります。

すべての組み付け作業が完了した後は、
専用の診断機を使用してコンピューターチェックを行います。
近年の車両は、スライドドアや各種センサー、電装部品が
コンピューターによって細かく管理されているため、
部品交換や脱着を行うとエラーコードが記録されることがあります。
そのため、診断機を接続し、
エラーコードの有無
各システムの正常動作確認
センサーや制御系のチェック
を行った上で、必要に応じてリセット作業を実施します。
この作業を行うことで、
警告灯の誤点灯や誤作動を防ぎ、
修理後も本来の制御状態で安心してお乗りいただける状態に整えます。
外からは見えない工程ではありますが、
最終的な安心と安全を確保するために欠かせない重要なチェック工程となります。

すべての工程が完了し、最終チェックを終えた状態がこちらになります。
リアフェンダーからスライドドアにかけてのラインや艶感も自然に仕上がり、
修理した箇所が分からない状態まで復元することができました。
今回の修理では、
リアフェンダーは板金修理で対応
スライドドアは事故車扱いにならないため交換
UV硬化型パテ・サーフェイサーを使用
完全密閉型塗装ブースでの高品質塗装
組み付け後の動作確認・コンピューター診断
といった工程を一つひとつ丁寧に行い、
お車の価値を下げない修理方法を選択しております。
保険修理の場合、
「保険が使えるから交換する」「直ればどこでも同じ」
と思われがちですが、修理方法の選択によって
仕上がりや将来的な評価は大きく変わります。
弊社では、
今きれいになるだけでなく、数年後も安心して乗り続けられることを大切にし、
車の構造・修理履歴・価値まで考えた修理を行っております。
同じような損傷でお悩みの方、
保険修理で「どう直すのが正解か分からない」という方は、
ぜひ一度ご相談ください。

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