ポルシェ・ボクスター板金塗装

こんにちは塗装担当根本です。
私の方では専門の車の塗装についてわかりやすくそして時にマニアックにお伝えしたいと思います。
それではいってみましょう！
ボクスター右フェンダーの凹み修理です。ポルシェってやっぱり特別なお車ですよね。
ですのでやはりお客様もこだわりや想いがたくさんつまっているかたが多いと思います。

ポルシェというと断ってしまう工場もあるようですが、佐藤自動車なら・・・あっという間に板金終わりです(^_^)
綺麗に凹みがなくなってますね。全メーカー取り扱ってきておりますので経験も知識もお任せ下さい。

そして今回は、UV(紫外線)で硬化する特殊なパテを使用します。
すべての車の鉄板部品には錆止めの溶剤が塗られているんですが、外車の場合これが悪さをしてしまうんです。
今までに、外車のオーナーの方で修理に出してはみたものの・・・(T . T)なんてこともあるかと思います。
簡単に言いますと劣化の仕方が変わってしまいます！
なので今回はそれをおさえるためのUV完全硬化パテの使用です。

形を整えたら下地処理のサフェーサーです！
サフェーサーはしっかりと乾燥させてあげることが重要です。
これも塗装の劣化に大きく影響してきます。

次に調色のほうを見ていきましょう！
メタリックやパールなどのキラキラがないソリッドカラーと言われる赤です。
赤って実はとてもお手入れが大変な色なんですね！なぜなら、紫外線と同じ色なので青空の下に停めていると他の色よりもたくさん紫外線を吸収してしまいます！
赤い色のお車で黄色ぽくあせてしまってたり、剥がれてきてしまっているのを見たことある方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
ですので太陽が直接あたる部分と日影にある部分で色味も変わってしまったりすることがあったりします。
なので弊社では必ず現車に合わせて調色しております。

先程のサフェーサーを丁寧に研いで微調整をしたら、マスキングをして塗装に入っていきます！

塗装するにあたって赤系の色にはさらに大変なことがあります！
隠蔽性がとても悪いんですね(･_･;
なかなかサフェーサーの上に色が着いていってくれないんです！
なので薄く何度も何度も重ねて塗っていくことが必要になってきます！！
ここでも技術が重要になってきます。
薄ーく重ねていく技術がないと新車のようにキレイな塗装面は生まれないんです！！！
残念ですがプロの塗装職人でもソリッドカラーは軽く扱う方が多いと思います。
しっかりとした目と技術で作業することが大切になってきます！

塗装後はしっかり乾燥させて磨きをかけ完成です。ピカピカになりましたね＼(^o^)／

お客様のご要望にお応えできるよう気持ちを込めて作業をさせていただきます！
お車のことでしたら永久保証の佐藤自動車へぜひご相談下さい。